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放送開始記念上映イベントレポート到着‼柿原徹也さん&佐藤聡美さん、原作・真島ヒロ先生&上田敦夫先生が登場!!


7月6日(土)にTVアニメ『FAIRY TAIL 100年クエスト』の放送開始記念上映イベントが実施され、柿原徹也さん(ナツ・ドラグニル役)、佐藤聡美さん(ウェンディ・マーベル役)、そして原作の真島ヒロ先生、上田敦夫先生が登壇しました。

真島先生は作画担当の上田先生との出会いについて「絵を描ける人を探したら、こんなにも凄い人が来た。今ではどちらが本物だ!?みたいな感じになっている」と画力を絶賛。



上田先生は「当初はスピンオフという話だったけれど、真島先生にご挨拶した時にイラストを似せて描いた絵を見せたら『続編をやりなよ!』と…。それで決まりました」とまさかの舞台裏を明かして、真島先生も「その時の絵が上手かったから『続編をやっちゃおうよ!俺もネームで参加するから』。それで始まったのが『FAIRY TAIL 100年クエスト』です」と語り、観客を驚かせました。


一方、佐藤さんはアフレコ時を振り返り「久しぶりではありましたが、カッキーさんのナツの一言でグッと『FAIRY TAIL』の作品世界に引っ張ってもらって、私もウェンディになりました。キャスト皆さんのお陰でウェンディとして立ち上がることが出来ました」としみじみ。


柿原さんは「僕も全く同じ気持ちです。10年以上やらせてもらって『FAIRY TAIL』のメンバーたちと会うと、改めてこのメンバーで作り上げてきた作品だと思い出す。何よりも嬉しいのが、時代と共に年齢を重ねる中で『FAIRY TAIL』のメンバーは一人も欠けることなく、それぞれが実力を高めてスタジオで会う。まさに心強いギルドの仲間。一流の声優さんが集まって作ることのできた作品だと40代になって感じます」とキャスト陣との絆を再確認。


アフレコ収録の様子を見学したという上田先生は「声優さんたちの生の演技と声量にもビックリしたけれど、それ以上にビックリしたのが柿原さん。アフレコ現場は緊張感があってピリッとしているのに柿原さんは台本に書いてない『NO WAY』(他のキャラクターのセリフ)とか言い出したりして…。でもそれがあったからこそ現場も和やかな雰囲気になって。ナツの声優はこの人しかいないと思いました」と太鼓判を押すと、真島先生も「そう!僕もナツの顔を描いてもカッキーに似てきちゃう。だってナツそのままなんだもの」と納得の様子。

さらにこの日の登壇者たちに向けて、ルーシィ・ハートフィリア役の平野綾さん、ハッピー役の釘宮理恵さん、グレイ・フルバスター役の中村悠一さん、エルザ・スカーレット役の大原さやかさん、シャルル役の堀江由衣さんから【今だから聞きたい&言いたいこと】が届きました。

「真島先生に質問!END(イーエヌディー)の設定はいつから考えていたんですか?エルザの出生についても、初めから構想はあったんでしょうか?」(平野さん)。「エルザは片方の目からしか涙がでない」など後付け設定が山ほどあるそうですが、ナツやウェンディに関しては何か印象に残っている後付け、ありますか?あと、ヒロくんのスペースゆるくて好きです♪」(大原さん)。
これに真島先生は「ENDはナツ・ドラグニルの名前が「N・D」だから途中から思いついた」などそれぞれの質問について答え、この作品(FAIRY TAIL 100年クエスト)においてはすべて後付けです!そもそも完結した話から続編にしたわけですからね」と重ねました。

「スタジオでフェアリーテイルのスタッフさん、キャストさん、みんなに会えるととってもハッピーです!これからもよろしくお願いします!」(釘宮さん)。これに佐藤さんは「釘宮さんのハッピーはとても可愛くて、アフレコ中もみんなで可愛いね~と言っていました」とお気に入り。

「真島先生に質問です。今作は作画を上田先生が担当していますが、思わず唸った絵の表現などはありましたか?」(中村さん)。これに真島先生は「海底でエルザがナツに手を置くシーン。ネームのメモに「腋(わき)」と書いた。そうしたら(漫画で)めちゃくちゃ良い腋を描いてくれた。腋に注目してください」と明かすと、上田先生は「フェチが出てしまいましたね…」と照れた様子を見せていました。

「佐藤聡美ちゃん!前にお土産でシャルルのお人形をくれた事があって、いつかそのお礼をしたいなぁと思っていました!今更ですが、好きなお菓子とかありますか?」(堀江さん)。 これに佐藤さんがどんなお菓子にしようか迷うと、柿原さんは「ポッキー!」とアドバイス。真島先生と上田先生も「ポッキー!」とおススメして、最終的にMCから再度質問された佐藤さんも「ポッキー!」と即答。会場をほっこりさせました。

トークのラストで、放送スタートに向けてのコメントとして佐藤さんは今回上映された2話までの内容に触れ、「ウェンディが〇〇〇になりましたが、果たして元に戻るのか?明日から第1話が始まるので最後まで見届けてほしいです」と促し、柿原さんは「『FAIRY TAIL』は自分にとって青春。20代を一緒に駆け抜けたキャラクターです。『FAIRY TAIL 100年クエスト』では新しいライバルが出てきますが、本気でかかって来るのでこちらも本気で倒しにいきます。僕らが切磋琢磨している姿を見てください」とアピール。


上田先生は原作漫画について「腋だけではなく、あんなシーンやこんなシーンが出てくるので楽しみにしていてください。きっと皆さんが納得する作品になっています」と手応えを語り、真島先生も「ここから先も楽しい話がありますので、皆さんには楽しみにしていてほしいです。」と呼び掛け、イベントを締めくくりました。
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